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彼女持ちのせんぱいに恋してるのに兄と幼なじみに猛アタックされてます。
先輩⑤
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「せ、先輩?」
見てみると、先輩の指が2本つんつんつついているだけだった。
「あの、やめてください。」
「その蔑んだ目で見るのをやめてくれたらやめてやる。」
「……だって…………」
嫌いだと思っとかないともっと好きになっちゃうと言うか……。
「迴場?」
「──ぁ……///」
「え?」
声が……息が……耳に近くてつい反応してしまった。どうしよう恥ずかしい。
口元を押さえて俯いていると、
「何? お前耳ニガテなの?」
と意地悪な声で囁かれる。
……と言うか先輩の声と息がニガテです。
「んだよ~つんけんつんけんしてる割りに可愛い反応するな~」
ふ、ふぅ……と耳に息を吹き掛けてきて、その度に肩がぴくぴくと跳ね上がる。
──もう、恥ずかしい……。無意識とは言えこんなに敏感に反応してどうすんだ俺……。
先輩のこと好きだってバレちゃうじゃないか……。
「可愛い……」
「ん……っ///」
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