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彼女持ちのせんぱいに恋してるのに兄と幼なじみに猛アタックされてます。
高熱④
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起きたらもう朝だった。
横を見ると、すやすやと眠る可愛い寝顔が──イケメン爆ぜろ……!!
いつも見てる長い睫毛が近い。
量も多いし割りと細いな。先輩の睫毛はもっと太─────……ああ、もう……。
考えないようにしてもやっぱり先輩のことを考えてしまう。
今日は学校に凄くと言うかかなり行きたくないけれど、
……だけど、看病してくれたヤス兄の為にも頑張らないと……!
いつまでも甘えてちゃだめだもんね。うん。
「ヤス兄、朝だよ起きて。ヤス兄。」
「ん~……うるさい寝とけ~……」
「遅刻するよ……?」
いつものヤス兄ならもう出てる時間だけど、もしかして昨日ずっと俺のことを見ててくれたのろうか。
それにしてはきっちり布団の中に入ってきて俺のことを抱き枕代わりにしてくれているけれど。
そう言えばあのまま寝てしまって今日の準備すらしてないや……。
まずこの絡み付いてくる手と足をどうにかしないと。
「ヤス兄、いい加減起きてよ。ヤス兄ってば……」
胸をとんとんと叩けば、恨めしい長い睫毛がぴくりと揺れて、薄く目が開けられる。
「ん……シュウ……?」
「あ、やっと起き──……」
「愛してる……。」
「へ……? ──ん……っ!? //////」
後頭部を撫でられて、そのままちゅぅっと唇に唇を押し付けられた。
な……に…………
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