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彼女持ちのせんぱいに恋してるのに兄と幼なじみに猛アタックされてます。
口付け⑤
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「……心配した。」
「何で俺が中にいるって分かったの……。」
鍵閉めて帰ったとか思わないのか?
「シュウの匂いがした……」
「変態」
「シュウ、シュウ。良かった、ホントに良かった……」
ヤス兄は俺にすりすりと頬擦りしてきて、ちゅ、ちゅ~っと何度も額にキスをしてくる。
「……ちょ、やめろよ。」
ぐい、と押して離すと、
ヤス兄は俺の顔を見て、「良かった……」と柔らかく微笑んだ。
──う……っ/////
「て言うか、どうして鍵なんて閉めたんだよ。心配させやがって。ばか。」
なでなでよしよしと撫でくり回され、「……それは、」とちら、と先輩を見る。
するとヤス兄もその方向を見て、あんぐりと口を開け放った。
「ご、ごめん……俺、邪魔した……っ」
──予想外の言葉だった。
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