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彼女持ちのせんぱいに恋してるのに兄と幼なじみに猛アタックされてます。
先輩⑫
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ちゅ……と吸うと、後ろの鼓動が更に速くなる。
こいつを怒鳴って突き放したら、
今声を出したら、
先輩に見られる、聞かれる──……
そんなの絶対に嫌だ。
口内でぺろぺろと舐めていると、指が引き抜かれた。
「つぅかお前ら幼馴染みなんだよな。いつから一緒にいんの?」
「え、あ……/// その、いつだっけ、えっと……すみません……。えっと……。」
頭が回らない。
こんな状況じゃまともに会話できない。
「さあ。物心ついた頃には知ってましたよ。ね、空秀。」
「う、うん……。///」
いつから俺を好きだったんだろうか。
「そっか。ふーん……。」
また不機嫌だ。
先輩が空を見上げたとたん、頬にちゅ、とキスをされた。
「ちょ──////」
「スリル満点だね。」
──俺は、先輩が好き。
先輩の横顔に目を向けると、また頬にキスをされる。
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