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彼女持ちのせんぱいに恋してるのに兄と幼なじみに猛アタックされてます。
高熱⑯
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「……そ、それは……」
空気の擦れるような、小さくて、掠れた声だった。
先輩のこんな声を聞くのは、彼女さんと別れた時ぐらいだろうか。
「俺の弟を今度傷つけてみろ……」
胸が苦しい、苦しいのに……
──ああ、どうしよう。
……嬉しい…………//
「一生拷問の刑だ、吐くのは苦痛のみッ!!
肉を引き裂いて皮を剥いで首をもぎ取って蹴って針壁にダーツしてお前の顔が血まみれになったら骨を砕いて硫酸で溶かして顔も見れなくしてプレス機で潰してシュレッターにかけて、
剥いだ皮にケツの穴から豚のミンチをぶち込んで詰めて火で炙って黒焦げにして、
身体は腐敗してハエまみれになったらうじ虫だらけにして肥溜めに落とし─────」
「やめてえええええええええええッ!? 想像しちゃうからやめてよッ!?」
──どんだけ早口なんだよッ!!
何でそんなこと思い付いちゃうの!? それもう拷問じゃないから!!
耐えられなくて顔を上げると恐ろしい鬼面から、ぽぽんっと顔を赤くして、ふわっと笑う。
「大丈夫、誰にも傷つけられないようにしてあげる。」
何か嬉しくないッ!?
そうなるまでの背景があると思うと全然嬉しくない……!
そ、それに……
「俺、強いらしいから大丈夫……。」
──恥ずかしい。
……恥ずかしいよ…………早くなんか言ってよ……。
「俺も愛してるよ。」
「何の話ッ!?」
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